『夫婦別姓』『同性婚』で支持政党を決める"残念な人"にならない為に
さて、7月に選挙がありますね。(参院選)
私のスタンスを表明して記事に残しておきます。
結論から言うと、私は「夫婦別姓」と「同性婚」はどうでもいいタイプのフェミニストです。
個人的な投票基準はこんな感じです。
「○○党を支持する」というよりは、現状を作った政権は続投にふさわしいのか考えたうえで「消費税を下げるor廃止」を掲げている政党に票を投じます。
政党はサッカーチームとは違いますから、常に○○党を支持している!ということはありません。
全ての党の立候補者から選べるシチュエーションでは無いかもしれないですし(居住地域特定のリスクもありますし)
7月の選挙でも「夫婦別姓」とか「同性婚」とか正直どうでもいいです。
このブログを読んでくださっている方はご存じの通り、私はフェミニストです。
でも「夫婦別姓」と「同性婚」は正直どうでもいいです。(2回目)
前回の選挙のことを覚えていますか?(昨年10月の衆院選)
投票を呼び掛けるアカウントが載せる、各政党の方針をまとめた資料に「憲法改正」や「コロナ給付金」と同列に「夫婦別姓」が並べて語られていたのを。
著名フェミニストたちが夫婦別姓に反対する議員の発言を「こいつに投票するな!」と言わんばかりに連日共有し拡散していたのを。
私は怒りでどうにかなってしまいそうでした。
コロナ禍以降、初めての選挙でどうしてそんなことを針小棒大に取り上げ続けられるのだろうかと。
これらが実現していたら、コロナ禍で派遣切りに遭う女性たちは救われたんですか?
ホームレスの女性はバス停で殴り殺されずに済んだんですか?
自殺する女性の増加を抑えられたんですか?
売春に追い込まれる女性を減らせたんですか?
(単体)女性人権を取り戻す、フェミニズムの文脈で声高に主張されても困ります。
夫婦別姓や同性婚が実現したところで単身者が差別されることに変わりはないからです。
もっと分かりやすく言いましょうか。
国のお墨付きペア制度を使えるカップルが増えたところで、アセクシャル(非性愛者)というセクシャルマイノリティが差別され続けることに変わりはないのです。
税優遇を受けるカップルが増えることは、単身女性の経済力が相対的に削られることを意味します。
男性カップルも法的に認められるとなると、貧困単身女性が代理母として人身売買にさらされるリスクもあります。
「そんな金で他人の命を買うマネが出来るはずがない、実現するはずがない」と思う方は認識を改めてください。
既に諸外国ではヘテロセクシャル・ホモセクシャル問わずパワーカップルがインドやウクライナの女性を代理母として買っています。
ときどきTwitterでも記事が流れてきますよね?『2人のパパに息子が誕生!(キラキラ)』
代理母の健康リスクを無視した同性カップルの“先進的な”自己実現エピソードが。
コロナで困窮した女性が風俗(売春=人身売買)に追いやられる国ですから、代理母も選択肢に入ってくると考えておかしくはないはずです。
繰り返しになりますが、
私は単体女性人権の立場から、「夫婦別姓」「同性婚」どうでもいいです!というスタンスを取り続けます。
おわり
YouTubeにみられる女性蔑視動画について
(今回は雑多な走り書き、覚え書きです。ちょっと読みにくいかも)
同じことを屈強な男に対してできるのか?って話
啓蒙動画として誰か作ってみてもいいかもしれませんね。
「ナンパチャレンジしてみたらボコボコにされた件ww」
Youtubeに自動的に広告が流れるようになって久しいこの頃
広告の容姿中傷に対する抗議が盛んに行われておりますが、
そもそもアップされてる動画自体も女性蔑視ではないですかね?
女性動画投稿者も何かにつけ乳を放り出す始末。
ゲームや料理動画のサムネイルが谷間アップなんですが...
お手軽覆面AV女優としてコンテンツ配信してお金稼いでるんです?
結局えちえち(笑)なのがウケてお金になる世の中だからこうなっちゃう。
えちえちの世界の住人だけで完結すれば良いのですが、そうはいかないのが常です。
露出してファンを獲得しているクリエイター個人だけが性的にまなざされて、消費されるのであれば、自己責任で勝手にすれば?と言ったところ。
性癖だからどうしようもないんじゃない。
(行き着く先は痴漢ストーカー強姦だとは思いますが)
乳を放り出して性を売って稼ぐ人だけをストーカーやレイパー、性犯罪者が狙う世の中なら態々こんなこと記事にしないんですよね。
(さながら害虫ホイホイの様相ですね)
顔を隠して活動していることからも察せられるように“個人”ではなく女性という属性全体を売っている訳です。
「顔と住んでるところ晒して同じことやってみろよ」って思います。
まあ男性動画投稿者は顔出しで平気で「女性の後を付けてみた」「ナンパチャレンジ」「女性専用車は男性差別」とかできちゃいますもんね
これ女性がやったら命の危機ですよ。
私個人としては芸能活動としてグラビアやAVなどを通して“女性全体の人権を売る”ことに否定的な立場です。
もちろん性産業も。
ただ、一個人が動画配信をしやすくなった昨今の情勢をふまえ
この記事ではYouTubeを中心とした匿名(覆面)での活動について言及しました。
そんな感じで、おわり
#厚労省は職場の女性用トイレをなくすな
2021.7.27 パブコメを送ったので備忘録としてブログに残しておきます。
女性(身体女性)に使用を限った排泄スペースの確保を義務付けないということは、女性の社会進出を妨げるということです。
労働環境における女性差別です。
安全な労働環境が減ることによる就労機会減や、労働環境での性被害リスク上昇を意味するからです。
身体の性別ごとの安全な排泄場所を確保できないことは、身体能力(腕力)で男性に劣る女性の社会進出を妨げます。
共用トイレは実質男性トイレです。
盗撮や個室内待ち伏せでの暴行(強姦や殺人)や生理用品持ち去りが、現状”女性に入室が限られているはず”の女性用トイレで、”男性によって”引き起こされています。
現にイギリスの学校でジェンダーフリートイレを設置したところ、女子生徒はトイレが使えなくなりました。現在元の身体性別ごとの、特に女性(身体女性)スペース確保を義務付ける方向に向かっています。
つまりジェンダーフリートイレは一見先進的なようで、時代遅れの取り組みであったということです。
建物の施工、各種プロモーションへの税投資は無駄になったということです。
使用者(年齢層)が限られる学校でさえも両性の施設の平等利用が実現できなかった現実があります。
事業所という限られた人間が出入りする施設であっても、完全に部外者をシャットアウトできるわけではありません。
カードキー等のない小さな事業所であれば尚更です。
トイレで起こっている女性への加害を軽視、無視した改正には到底賛成できません。
国内の事件だけでなく海外での先行事例・事件も含めてよく検討されることを勧めます。
『予期せぬ妊娠』ってどういうことなの??
免罪符のように濫用される『予期せぬ妊娠』という言葉の意味不明さについて考えてみた
まさか令和に処女受胎...!?
妊娠って予測できない天災なのか...?
処女受胎なのか...?
授かりものっていうか正規の手順を踏んだ必然ではないでしょうか。
原因があるから結果があるんですよ...。
まあ不本意感を出しておけば各所への皺寄せへの免罪符にしやすいのはありますね。
ただお互い様の私のターンはやってこないのでこうしてブログに書いちゃいます。すまないね。
いやー今じゃないんですよね感出してるけど毎回騙されてやりませんので。
自分の子供をすごく侮辱してるモノの言い方ではないですか?
「えっ着床する可能性を一切考えずに射精してたんすか⁉︎」
「えっヒト胚が子宮に着床する可能性考えずにちんこ突っ込まれてたんすか!?」
すっげえな!(褒めてない)って感じです
挿入はコミュニケーションではない
あまりにもセックスが愛のコミュニケーションとして定着してしまったけれど、
そもそも子供が要らない時期は性交(挿入)しなくていいよね。
避妊率に関しては正しく付けたコンドームでも85%,低用量ピルは98%
恐ろしい...。
子供が欲しくないのになんでそんなに挿入にこだわるのか分かりません。
低用量ピルは女性の血栓リスクが上がります。
また、気分不快など副作用が強く出る人は使えません。
セックス(挿入)ありきでは女性を救わない
近頃緊急避妊薬アクセス拡充を求めて署名活動がされていますが、
そもそも繁殖目的でない性行為を否定しないことには、女性の身体への負担が増すだけだと考えます。
むしろ、「避妊は後からでもできるんだからセックス(挿入)くらい大人の嗜み」
なーんて風潮がますます増長されちゃいますね。
高校生のセックスについて企業がPRしてましたね。
学生、特に10代に性行為は早すぎる。自分で自分を食わせられてない人間はセックスするな。
大人ならそう諭すところじゃないのか?
ゴムを売る為だからそんなこと言えませんよね知ってた。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000101.000010308.html
男友達同士の童貞卒業ブームに10代女性が巻き込まれることだって十分考えられます。
「好きなら性行為に応じるもの」という"有害な当たり前"を自分の意思で跳ねのけるには、情報・教育が足りていません。
むしろうっかり"予期せぬ妊娠"すれば産んでも堕ろしてもどこかが儲かりますし。
(どこか=企業・国or産婦人科)
デメリットは全部女性にいきますね。
キャリア中断による経済リスクや中絶(出産)での身体リスクは射精するだけの男性には関わりのないことです。
10代女性の健康のこと、誰か考えてますか?
おのおの自分の儲けと快感のことしか考えてなくない?
おわり
フェムテックも金儲けに使われるこんな世の中じゃ
「SDGs」とか「サスティナブル」とか耳障りのいい流行り言葉を使って
上手く女性にお金を使わせようと仕向けてませんか?って話
一見女性に寄り添っている様に見えても、騙されないようにしたいですね。
- フェムテック・サスティナブル・SDGsって何?
- 安全性は...?
- 生理用ショーツを使ってみた!
- コロナ不振の服飾コスメ業に代わるブルーオーシャン 市場規模5兆円
- 競合商品と日本の避妊アクセス-『そもそもフェムテックは女性を救わない』
- 「買い物は投票」
フェムテック・サスティナブル・SDGsって何?
言葉の意味から確認していこうと思う。
調べたところ、
フェムテックは『女性の健康の問題をテクノロジーで解決する商品やサービス』を指すようだ。
月経カップや生理用吸水ショーツ、タンポンなどがそれにあたる。
(余談だがとある通販サイトでは電気シェーバーがカテゴリされていた。それは美容家電では...?)
そしてサスティナブルは『持続可能な(社会)』
SDGsは国連が採択した『持続可能な17の開発目標』
この辺りは正直これまで散々叫ばれてきた"エコロジー"の適用を広げただけと考える。
自然環境のみへの適用から社会経済生活・人道的生活まで包括している、と表現すると分かりやすいだろうか。
まあ言葉やスローガン変えると広告代理店が儲かりますもんね、新しい認定団体も作れるし。
おっと口が滑りました。
また、下記記事のようなコロナ禍での女性の買い物の変化と、フェムテックの台頭については後の項目で考察していきます。
安全性は...?
ナプキンのように頻繁に取り替えなくてもいい!がしきりにPRされていますが
それはつまり長時間つけっぱなしになることを意味します。
となると何が懸念されるか、感染症です。
TSS(トキシックショック)
黄色ブドウ球菌由来の毒素を原因とする疾患。
発熱・下痢・嘔吐のほか組織が壊死し、最悪の場合死に至る。
タンポンを長時間装着したままにするとTSS(トキシックショック)を起こすことは知られていますが、月経カップでも同様の事例が報告されています。
ちなみに以下のクリニック公式サイトでは『月経カップ使用に伴う感染症リスク上昇は認められていません』と記載があります。専門機関でも見解が分かれているということです。
フェムテック製品(月経カップ・タンポン)は完全な安全性の証明にはまだ時間がかかるとされています。特に月経カップは歴史が浅いからです。
いずれの生理用品を使うにしても
『長時間(4時間以上)の使用は避けて、こまめに交換する』
これが今のところ安全対策としては必須なようですね。
それゆえフェムテック参入メーカーが「長時間使用可能!ナプキンより楽!」ばかりをPRして安全性に触れない現状が気持ち悪くてなりません。
売り上げが下がるようなことは触れたくないのでしょうが 、医薬品の副作用と同様にしっかりと情報開示と共有がされるべきです。
『サスティナブルで丁寧でシンプルな生活』のブランディングをするのは企業の勝手だし、ブランディングに伴ってパッケージがシンプル&ふわっとオーガニックテイストになっているのだろう、多分。
しかし安全説明まで簡略化するのは許されないだろう。
女性の命より"流行りのサスティナブルやってる感"とか"売上"が大事なんだね。ふーん。
生理用ショーツを使ってみた!
とはいえ私はかねてより通常のナプキンでは対応できない事態に苦悩していた。
2−3日目の経血量の多さと横モレによる事故だ。
ここで言う"事故"とは座った椅子に血を付けたり、着ているパンツに血が滲んだりすることを指す。
病院勤務時代は数ヶ月に一回、ナプキン替えが間に合わず血を滲ませていた。
ユニフォームのズボンが白なのでやたら目立つのだ。
他人に気づかれる前に自分で察知していたのが不幸中の幸いである。
ここで記事を読んでいる方にお願いしたいことが1つあります。
昼用の小さいナプキンと夜用の大きいナプキンを頭の中でイメージしてみてほしいです。
「大きくなるのは前後ばかりで、横幅ってそんなに大きくなっていない」気がしませんか?
サイズ表記の30cmも縦の長さのことですよね?
夜用ナプキンで勤務に挑むのですが、恥骨と臀部(前後)には白い余白を残してパンツのゴム部分に血が溢れていました。
つまり恐らくナプキンの横幅が足りない、サイズが合っていないのだろうと結論づけました。
何でなんでしょうね?身体の大きさなんですかね?
経緯説明が長くなりましてすみません。
病院も退職してコロナで期しくもテレワークになったことだし
噂の生理用ショーツを試してみよう!と一念発起した次第です。
血濡れのパンツ洗うメンタルさえあれば...と常々思っていたのです。
テレワークで時間ができた今、試さない手はない!と自分を奮い立たせました。
ナプキン不要の吸収型サニタリーショーツ【comfits(コンフィッツ)】
使用したのはこちらのショーツです。サイズ展開が豊富で価格が手頃、そして売り上げ10枚ごとに1枚が一般社団法人Colaboに寄付されます。
【検証方法】
・1日目は量が少ないのでタンポンとナプキン併用
・2日目は朝から昼までショーツのみ装着。風呂に入るまではタンポンナプキン併用
・風呂から上がったら夜用ショーツ着用。魔の2日目夜をショーツのみで過ごしてみる
・3日目は夜のみ。それ以降はナプキンで対応。
・めんどくさいので重曹などは使わず手洗い+洗濯機。
【結果】
・横モレゼロ。とても快適だった。
・漏れないから座った椅子を逐一チェックしなくてもいい。お腹痛い時は電車で座れる。ストレスが激減した。
・普段はドロっとした固まりも沢山出るので、パンツの中で山盛りになるのかと思ったらそんなことはなかった。水分は吸収しているのか、1mm程度のカス(?)が残っているだけ。トイレで軽く摘んで流した。
・ベタつきなし。アトピーで生理の度にかぶれてたので有り難かった。
・夜はとても心強い。伝いモレの心配なし。しばしばシーツを汚していたのでこれも良かった。
【デメリット】
・手洗いに時間がかかる。シャワーを使って15min程度。
・午後いっぱい長時間つけてみた日は、流石に臭い気がした。1日付けっぱなしは今のところ考えられない。(衛生的にもやらないけど)
・重曹を使ってないせいかもしれないが、洗い上がりは若干鉄臭い。
【まとめ】
やっぱり全然サスティナブルではなかった!
全ての女性にとって"持続可能"とはとても言えません。
ただ、私の仕事スタイルと経血量・体格からすると画期的な一面もある。
生理対応の拡張ツールとして今後も使っていくつもり。
生理用ショーツの体験談については、機会があれば別の記事にまとめたいところです。
コロナ不振の服飾コスメ業に代わるブルーオーシャン 市場規模5兆円
コロナ禍で女性の買い物が大きく変容したことは、皆様ご存知の通りかと存じます。
店舗が営業休止かつ外出が減ったため、洋服は売れなくなりました。
マスクとテレワークによって化粧品も売れなくなりました。
業績が落ちた企業としては、「じゃあ、女性に何を買わせればいいのか」
こう考えるのが自然じゃないですか?
アパレルトレンド発進のど真ん中であるラフォーレ原宿にもお店ができました。
2021年3月のことです。
どうでしょう?服の代わりに高い生理用品売ろうとしてる感じ、しませんか?
競合商品と日本の避妊アクセス-『そもそもフェムテックは女性を救わない』
フェムテックって特に日本においては、
ゆくゆくは女性を救わないマーケットであると考えます。
なぜなら「毎月経血を流す女性が多ければ多いほど儲かる」からです。
これらの生理を減らすor無くすアプローチは上記で挙げた"フェムテック"にとって脅威となる訳です。
でも女性自身にとっては?
薬の副作用がない前提なら、毎月生理やりたいです!って女性はいないはずです。
妊娠したい時だけ生理をまた来させればいいので。
そして日本ではピルをはじめ、皮下インプラント、パッチといった簡便で安価かつ"女性主体の避妊"は普及していません。
そこに商機を見出してる気がしてなりません。
避妊手段が豊富な諸外国では日本ほどマーケットが広くないと思うんですよね。
だってそもそも血を出してないから。
環境にいい!ゴミを減らせる!サスティナブル!のリスクを無視した上っ面のプロモーションによって、女性の罪悪感を執拗に煽ること。これを私はすごく懸念しています。
「買い物は投票」
これはあるフォロワーの方の発言です(どなたかまでは記憶になく...すみません)
何だかよく分からない横文字のさすてぃなぶる、えすでぃじぃ
「紙ナプキンは環境に悪いんだ...洗うのしんどいけどショーツにしようか」
「安全性に不安があるけど月経カップに...」
そう思わせたら資本主・企業の勝ち、思惑通りってやつです。
「買い物は投票」なので自分のメリットだけを考えて、自分の意思でモノを選んでいいんです。
女性はいつも"誰かのため"に行動するよう規範されますが、無視です。
何となく社会に良さそうな“イメージ”じゃなく、自分の生活に寄与する“現実“のメリットだけで買い物する。
なぜなら今後SDGsに乗っかった企業が「2050年までにナプキンを30%削減します!」とか言い出しかねないからです。
今のうちから「ナプキンを奪うな!やたら高くて危なくて面倒なもの買わせるな!」と意思表示していきたい次第です。
私自身、吸水ショーツユーザーですが、
アイテム毎のメリットデメリットを踏まえた上で、"自分の"悩みを解消するために使っています。
価格もバカ高いものは買いません。
5000-6000円なんて自分の財布にとって全く"サスティナブル"ではありませんし(用法は多分違う)
...悪口じゃないですよ?
話が膨らんで長くなりましたが、まとめると
・殊更に環境保護や社会貢献に絡めて消費者(女性)の罪悪感を煽ることや、安全性の証明を怠ることは許容できない。
・衛生用品、しかも女性に限られた物にサスティナブルを求めることはおかしい。
持続可能ではないし、果たして有意なゴミ削減効果が得られる?
ナプキンの前に減らせそうなゴミなんていくらでもあると思いますし。
・サスティナブルとかSDGsは企業都合のブランディングの一環であって、購買の根拠たるものではない。
表向きの理念がどれだけ素晴らしく見えても、 開発者が女性であっても男性であっても、
「女を脅してモノを買わせるな!」
終わり
独立女性のライフハックとしての反出生主義の可能性
反出生主義をフェミニズム的文脈、女性人権の観点から考察してみました。
目的は以下に前書きとして記します。
(前書き)
「結婚も子供も要らないのに周りに急かされる...しんどい...」
「妊娠出産は怖い...これは私の精神が子供だから...?」
「女性なのに子供が欲しくないと考える自分は異常者なのか...?」
「女性一人で生きていこうとすることは悪なのか...?」
このような、独身志向の女性を苦しめる”出生賛美の呪い”
この呪いをフェミニズムと反出生主義の観点から解き、
誰かに依存せず、独立して一人で生きたい女性の励みになればと思い、したためます。
小難しく書いてしまいましたが、この記事では
「自分の体と人生が一番大事!それを後ろめたく思う必要はない!」
ということを伝えたい。
反出生主義とは
反出生主義(はんしゅっしょうしゅぎ、英: Antinatalism)とは、生まれてきたことおよび人間を生み出すことに対して否定的な意見を持つ哲学的な立場
反出生主義 - Wikipedia(引用元)
まとめると
環境問題、道義的責任、子の幸福(児童虐待)、実子への異様な固執(不妊治療=人工生殖)などの観点から「人間を生み出すべきではない」とする哲学
ということだ。
よくある誤解であるが、反出生主義は他人に死を強要する考え方ではない。
分かりやすく崩して言うならば、「この世に新しい人間、もう要らなくない?」である。
命そのものを捨てるのではなく、"新しい"命が必要なのかと問うているのだ。
こと出産を請け負う女性に関しては「自分を痛めつけてまで産む意味、ある?」といった所だろうか。
痛めつけているのは女性自身の身体だけでなく、人生(経済力)や尊厳もである。
そもそも妊娠・出産は健康ではない
陣痛などの痛みが常軌を逸していることは広く知られている所だ。
しかし、妊娠という行為そのものの不健康さ、女性自身の命の危険についても是非ご一考いただきたい。
例えば血栓症。
妊娠中および出産後12週間の静脈血栓症の発症頻度は、年間1万人あたり、妊娠中は5~20人、出産後は40~65人(日本産婦人科学会より引用)
また血栓による合併症はほとんど分娩時の外傷によって起こる。
ゆえに経腟分娩よりも帝王切開の方がリスクが高いと言える。
血栓が血管を通って肺に到達すると、肺塞栓症という命に関わる危険な状態におちいる。
(肺の血管が詰まることにより酸素供給が滞り、心臓の負担が増して、ショック状態を引き起こすため)
血栓症だけでなく、妊娠時高血圧(脳出血の危険がある)、妊娠糖尿病など妊娠が原因で引き起こされる疾患は数多く存在する。
妊娠することは健康ではないし、女性にとって当たり前のことではないのだ。
(以下の記事では特に不妊治療=人工生殖について解説した。興味があればぜひ。)
加えて、本国(日本)では無痛分娩の適用が諸外国に比べ大幅に遅れている。
会陰切開は無麻酔がスタンダードになっている始末。
安全な避妊法・中絶法へのアクセス含めて女性の身体(痛み)へのケアが不足しているといえる。
女性の経済的にも健康ではない。
知っての通り、結婚出産を機に女性のライフプランは一変する。
そのように社会制度、雇用制度が作られているからだ。
結婚出産を”自分の意思で”選ぶように予め社会が設計されている、ともいえる。
子育てのために労働時間が削られ、昇進が阻まれる。
つまり労働力の市場価値が落ちて経済力も下がるのだ。
妊娠出産が女性の労働市場価値を下げている、と言える。
(女性の労働力が買い叩かれる仕組みについては、前回逃げ恥のスペシャルに際して解説した。ご参照のほど。)
愛するわが子を連れてきて良い社会なのか
そもそも現代社会においては女性の立場が健全ではない。
それは成人女性に限ったことではない。
女児であれば幼少期から性被害の危険にさらされ、入試・就職を阻まれる。
男児であれば何かしらの形で女児・女性を加害する。
直接的な暴力・加害でなくとも、社会構造が男性優位に設定されているからだ。
女性については妊娠出産を前提として入試枠を減らされたり、採用・昇進を見送られる。
一方で男児は偶然身体男性として生まれただけで、上記を含めた様々な障壁がパスされる。
こんな社会にわが子を連れてきたいだろうか?
女児か男児かに関わらず、子供を生む(人間を増やす)のを止めるのに十分な理由だと考える。
資本主義が生む激しい競争社会
現代社会は激しい競争社会である。足の引っ張り合いだ。
先述のように男女どちらの性別に生まれるかで人生の可能性・難易度が大きく変わる。
それに加え、生家の教育資本や親の知能を含む環境も人生の難易度を左右する条件である。
どういう形で子に現れるかというと、学力・学歴、すなわち経済力である。
つまり子供本人の努力ではどうにもならない部分で、競争社会に飲み込まれていくということだ。
そして競争は一生続く。
競争し続けなければならない仕組みに既に社会が構築されてしまっている。
私自身は偶然生まれた家が教育熱心だったこともあり、自分を食わせることには今のところ困らない見立てだ。多分...。
この一時の安寧の下には、これまでの人生で踏み台にしてきた人達がいる。
不可抗力ではあるものの、事実だ。
必ず誰かが負ける社会構造で、わが子に他所の子供を押しのけろと差し向けたくない。
また、本人にはどうにもならない要因で”負け”たとすると、以降の人生を困窮と過ごすことになる。
現状、競争社会において負けることは、両親ではなく子供本人の"自己責任"で片づけられることが多い。
しかし私(筆者)はその様には考えられない。
この世が激しい競争社会と分かっていながら生み出した両親の責任は?
これもまた、新たな人間を生み出さない理由には十分ではないだろうか。
そもそも「新しい人間歓迎ムード」を作りやたらと女性に子供を産ませようとするのは資本主義的にありがたいからである。
何の商売をするにしても(あるいは国家を運営していくにしても)、頭数は多いに越したことは無い。
例えばスマホの無料アプリの広告、人間が多ければ多いほど表示数が増えて儲かるのだ。
(この辺りは過去記事で解説したのでぜひご覧ください。)
自分の人生が一番大事でオールオッケーでしょ!
ざっくりまとめると「今生きてる独身女性って、もっと自分のことだけ考えてもいいんじゃない?」「産みたくなくて当たり前じゃない?」ってことです。
転んで擦りむくのは痛いと分かっている。
だから転ばないように足場の悪いところでは走らないように心がける。
妊娠出産も同じことだ。
女性の身からすれば、自分の命が脅かされ、キャリアが断絶され経済力が奪われることはとうに分かっている。
ならば避けたいと思っても不自然ではないと思う。
足場も悪いことだし。(社会情勢・競争社会含む生活環境)
というか
子供世代のみならず自分世代も年金がもらえるかわからないのに、
新しい人間(犠牲者)を連れてきている場合ですか?
世界規模のパンデミックが起きて不況が続く見通しが立ってるのに、
「自分の遺伝子入りオリジナル人間が欲しい」とか言ってる場合ですか?
独立女性の皆さん、自信と確信を持って自分を大事にしていきましょう!
産まなくても、産みたくなくても自分自身でフツーに”一人前”!
おわり
逃げ恥新春SP おかしなところまとめ
2021/01/02に放送された逃げ恥スペシャル、
個人的にツッコミどころ満載だったのでお時間のある方はお付き合いください。
予期せぬ妊娠...?
まずこれがおかしくない...?
今回の逃げ恥に限ったことではないけれど、
妊娠って予測できない天災なのか...?
処女受胎なのか...?
授かりものっていうか正規の手順を踏んだ必然ではないでしょうか。
原因があるから結果があるんですよ...。
あまりにもセックスが愛のコミュニケーションとして定着してしまったけれど、
そもそも子供が要らない時期は性交(挿入)しなくていいよね。
避妊率に関しては正しく付けたコンドームでも85%,低用量ピルは98%
恐ろしい...。
子供が欲しくないのになんでそんなに挿入にこだわるのか分かりません。
低用量ピルは女性の血栓リスクが上がります。
また、気分不快など副作用が強く出る人は使えません。
「ピル飲めばいい」簡単に解決しませんので、繰り返しになりますが『生殖目的以外での挿入やめとこ?』が私の主張となります。
「育休は権利」
違います。上司や同僚の厚意です。
子供を育てたいのは個人的な事情でありいわば趣味です。
海外旅行の為の休暇は権利ですか?
やたらと社会制度上で子育てが優遇される趣味なのは、
ひとえに資本主義(国家)にとって都合が良いからです。
頭数(顧客)を増やすには女性に自主的に家庭に入ってもらうシステムが必要です。
(そのあたりは以下記事で解説いたしましたので良ければ参照ください。)
on-nen.hatenablog.com
結局みくりも"自分の意思で"苗字を捨て家庭に入りましたよね。
でもそれってホントに自分の意思なんですかね。
「文系院卒女子でこざかしいから」と就職できず、キャリアにならない契約結婚で食いつなぐうちに、自分を養ってくれる平匡に"愛"を見出した。
生存戦略に見えるのは私だけでしょうか?
就職ブロックで経済力を削られ、入社後も「いつか産むから」と昇進を見送られがちな女性という属性は男性に養われるという"愛"なしには生きられない。
これのどこが先進的・社会派ドラマなのか...?
昔ながらの家父長制ドラマ以上のグロテスクさがありませんかね。
(以下横道です。)
結局予期せぬ妊娠等の想定外を重ねて権利を声高に主張し、職場のリソースを圧迫するなら、
「こざかしい」からとみくりを落とした企業は「あー採らなくてよかった」って
胸をなでおろしてるでしょうね。
「文系院卒女子が採用されない」
かつて自分を苦しめた言説を強化してしまってるね。
「仕事を休めないのは異常」
そうだね妊婦とか関係なく、具合が悪いならだれでもすぐ"有給"で休みたいね。
ここで妊婦が優先して休める制度や有給+αで妊婦休暇が欲しい!となるのは危険です。
ますます女性の雇用コストがかさむからです。
つまり女性の採用・昇進が削られる。経済力を持てない。
そうなると家父長に生与奪を握られるか一人で困窮するかです。
死ぬのは誰でも怖いですから、女性がひとりまたひとりと"自分の意思"で家父長制に取り込まれていく訳です。
また私が気になったのはもう一つ
ドラマでは「好きなのに結婚できないのか?」と問う平匡に
みくりは「好きの搾取だ」と返していました。
また商店街でのタダ働きに対して「労働力の搾取」と表現する場面もありました。
産休育休制度って、単身者や同姓ペアからすれば
異性婚をするペアを延々とサポートするタダ働きなんですけど、
"自分の"リソースに対する搾取には敏感なのに、
"他人の"労働力を搾取することには鈍感なんですね。
なんだか釈然としない心地でした。
マジョリティゆえの傲慢さなのでしょうか。
「子宮を使わないまま終わっちゃった」
みくりのバリバリキャリア叔母のセリフです。
子供を産めない産まない女性は罪悪感を持たなければならないのでしょうか?
命が助かったのだから超ハッピーなのでは?
そもそも命が助かったのだって彼女に経済力があったからである。
(ドラマ版ではみくりが虫歯の審美治療を高額ゆえに躊躇しており、銀歯になるところを叔母のゆりが肩代わりした。)
ドラマも現実も「自分の子を産んで当たり前」に毒されすぎだ。
(これも過去の解説記事)
on-nen.hatenablog.com
自分で子宮ください!と申請して手に入れた臓器ではない。
生まれた時から勝手についているものである。
何なら毎月の月経でしこたま使っている。
女性の人生は子どもを産むためにあるのではありません。
非婚・非産の立場である私としてはむしろ
「子宮使わないまま終わった!(達成感)」と読み替えたい。
社会的に正しく、経済力を持てる結婚・出産に逃げなかった!
自分の人生を生きられた!未来の子供より自分の命を優先できた!
と言った所だろうか。
おわり
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